日本にいるとコンピュータウイルスに感染することはほとんどないため他の人とデータのやり取りをする時に気軽にUSBメモリーを利用していると思います。しかし海外(途上国)でUSBメモリーを使うとコンピュータウイルスに感染するので注意が必要です。
USBメモリーからウイルスに感染しない方法はあるでしょうか?今回はウイルス対策になる便利なUSBメモリーを紹介します。
Contents
BUFFALO ライトプロテクトスイッチ付きUSBメモリー
その名の通り書き込み禁止用の物理的スイッチが付いているUSBメモリーです。ウイルス感染したパソコンにUSBメモリーを挿すことによってそのパソコンがウイルスをUSBメモリーに書き込むためウイルスに感染します。
このUSBメモリーであればスイッチで書き込みを禁止出来るためウイルスがデータを書き込もうとしても書き込まれることなくウイルスに感染しません。これがあれば自分から相手にデータを渡したい時、相手のパソコンにUSBメモリーを挿しても怖くありません。
SDカードで代用
デジカメなどで何気なく使っているSDカードですがSDカードにも書き込み禁止スイッチが付いています。SDカードスロットやカードリーダーがないと使えませんがそれさえ持っていれば上述のUSBメモリーと同様に使えます。
書き込み禁止だからといって安心ではない
書き込み禁止のスイッチが付いてるから安心、と思ってはいけません。
実際私はSDカードを学校のパソコンで使った時ウイルスに感染しました。いつも使う書き込み禁止スイッチ付きUSBメモリーであればUSBを挿した時に(親切にも?)「書き込み出来ません」とエラーメッセージが表示されるためウイルスが入らないことを確認できていたのですが、SDカードを使った時にメッセージが表示されませんでした。家に帰ってウイルスチェックをすると案の定ウイルスが検出されました。
このように書き込み禁止スイッチが壊れて機能しないこともあります。ですのでこれらのグッズを使っていたとしても安心せずに毎回USBのドライブを開く前にウイルスチェックをすることをお勧めします。
他人からデータをもらう時は
ウイルスチェックを徹底しよう
書き込み禁止スイッチ付きのUSBメモリーがあれば自分が他人にデータを渡すときは安全です。しかし逆のパターンだとこのUSBメモリーは使えません。この場合USBメモリーなどの外部メディアで安全にデータをやり取りする方法はウイルスチェックしかないと思います。使ったUSBを毎回ウイルスチェックしましょう。ウイルス対策ソフトを常に最新の状態にしておくことも大切です。
比較的安全な方法
オンラインストレージを利用する
安全な方法はない、とはいっても比較的安全にデータのやり取りをしたいと思います。そうした時はオンラインストレージを介してやり取りするのがいいと思います。インターネットを利用したサービスを提供してくれている企業こそウイルスには敏感であり、こうしたサービスは常に最新のウイルス対策が施されているため安心感があります。もしインターネット環境が良好なのであればオンラインストレージサービスでのやり取りをおすすめします。
無料オンラインストレージfirestorage http://firestorage.jp/
ウイルスチェック機能付きUSBメモリー
ウイルスを隔離する機能(Trend Micro USB Security)が組み込まれたUSBメモリーが売っています。普通のUSBメモリーを使うより安全です。ただ購入者のレビューを見るとパソコンとの相性もあるようで微妙ですね。私なら買いません。
便利なツールを使うのもいいですがウイルスに感染しないためにはウイルスチェックをすることが一番です。ウイルスチェックを習慣化しましょう。